用語解説

サ行

■集合住宅またはビル共聴
マンションなどの集合住宅では世帯ごとの個別受信ではなく、屋上などに共同の受信アンテナを設置するなどして共同受信しています。この方式を集合住宅共聴、ビル共聴といいます。
■受信障害
建造物による遮蔽や反射、通信機器や電子機器から放射される電波(高周波)の影響など、さまざまな要因により放送等の無線通信が良好に受信できないことです。アナログ放送では高層建造物の反射で受信障害(ゴースト)が発生していましたが、地デジではガードインターバル(*)内であれば反射障害は発生しません。

(*)ガードインターバル( Guard interval)とは、別個の伝送データが前後の時間のデータとお互いに干渉しないことを目的とするために用いる、符号長の付加時間のことです。
■セットトップボックス(STB)
ケーブルテレビの端末装置で、デジタルケーブルテレビ放送サービスを受信するデジタル受信機の名称のことです。
■3C-2V
絶縁物が充実ポリエチレンで、外部導体が銅編組仕上りの同軸ケーブルです。外径が約5.3mmで作業性は良いですが、内部導体が0.5mmφと細いので曲がったり折れたりすることがあります。なお、UHF帯での伝送損失が大きいので、地デジの改修に当っては、このケーブルが使用されている場合は全て新しい別のケーブルに交換する必要があります。

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