HOME > 衛星放送用テレビ受信設備の施工ガイドライン > 3-2 施工
衛星放送用テレビ受信設備では、次の2点を満足するようにレベル設計および機器の選定を行います。
① 受信する衛星放送周波数帯域に対応した伝送特性を有していること
② 高いシールド性能を有していること
<選定のポイント>
安心して機器を選定いただくための目印となる業界規格を次に示します。
SHマーク登録品(スーパーハイビジョン受信マーク)※ 1
3224MHzの伝送に対応しているほか、高いシールド性能を有しています。
BL部品(優良住宅部品)※ 2
型式に「SH」の記載がある認定品(3224MHz仕様)
型式の「末部にE」の記載がある認定品(2602MHz仕様) など
なお、 旧製品にもBLマーク証紙が貼られているため注意が必要です。
上記以外の機器を選定(使用)する場合は、メーカーなどに確認します。
※ 1 BS・東経110度CS右左旋放送受信帯域に対応した衛星放送受信アンテナや受信システム機器のうち、スーパーハイビジョン衛星放送の受信に適した一定以上の性能を有する機器に付与されるシンボルマーク。
審査・登録は、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)のSHマーク審査会が行っています。
※ 2 一般財団法人ベターリビングへ認定申請行い、住宅部品が認定基準等に適合すると認められた場合に当該財団の理事長が認定する。認定品目は、テレビ共同受信機器のほか、玄関ドア、キッチンシステム、ガス給湯機 など。
BL部品の種類と型式は「優良住宅部品認定基準 テレビ共同受信機器(同軸伝送)」の最新版をご確認ください(2018年5月時点の最新版は、BLS TV:2018の表-3参照)。
機器は、SHマーク登録品など十分な伝送特性やシールド性能を有しているものを使用する。