3 事前調査・施工のポイント

3-1 (2)同軸ケーブルの接続箇所の確認

衛星放送用テレビ受信設備に用いられている個々の機器だけでなく、同軸ケーブルの接続箇所にも注意が必要です。同軸ケーブルはF型コネクタを使用して正しく接続する必要があります。

 特に、同軸ケーブル同士をいわゆる「手ひねり」により接続している場合、3-1( 1 )の場合と同じく、電波の放射や電波の混入により、テレビ放送の受信不良やスマートフォンなどの通信不良などを起こす場合があります。

 事前の調査において、同軸ケーブルの接続方法を、くまなく調査することが重要です。

図 手ひねり接続の例 図 直付けによる中継接続の例
図 手ひねり接続の例 図 直付けによる中継接続の例

ポイント

いわゆる「手ひねり」などによる接続箇所がないことを確認する。




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